4K素材をそのままタイムラインに並べると、プレビューがカクついて編集にならない——そんな経験はないでしょうか。そこで活用したいのがプロキシ編集です。この記事では、プロキシ編集の仕組みと、Premiere Proでの具体的な活用法を解説します。
プロキシ編集とは何か
プロキシ(Proxy)とは、元の高画質素材を軽量な低解像度データに変換したものです。プロキシ編集では、編集作業中はこの軽量データを使い、書き出し時には元の高画質素材に自動で切り替わります。
たとえば4K(3840×2160)の素材を1080pのプロキシに変換すると、データ量は約4分の1になります。PCへの負荷が大きく下がり、低スペックなPCでも快適にタイムライン操作ができるようになります。
プロキシ編集が有効なケース
- ノートPCで4K以上の素材を扱う
- VRAM 8GBのPCで4K案件の納期が迫っている
- RAW素材をそのまま編集するとプレビューが止まる
- 古いPCをまだ使い続けたい
Premiere Proでのプロキシ作成手順
- プロジェクトパネルで素材を選択し、右クリック →「プロキシ」→「プロキシを作成」
- プリセットを選択(推奨:GoPro CineForm 1080p もしくは H.264 720p)
- 保存先を指定してOK → Adobe Media Encoderが起動して変換が始まる
- 変換後、プログラムモニター下部の「プロキシを切り替え」ボタンでプロキシに切り替えて編集