メモリ(RAM)は、PCが一時的にデータを保持する作業スペースです。動画編集では編集ソフト・プレビューバッファ・素材展開で大量のメモリを消費します。「32GBで足りるのか」「64GBは必要か」——この記事では編集スタイル別に最適なメモリ容量を解説します。
32GBで十分なケース
Premiere ProをメインにFHD〜4K編集を行い、After Effectsとの同時起動が少ない方には、32GBで快適に作業できます。YouTube向けの動画編集、短い企業PR動画など、1つのソフトを集中して使う方には必要十分な容量です。
64GBが必要なケース
以下のいずれかに当てはまる方は、64GBを推奨します。
- Premiere ProとAfter Effectsを同時に起動して作業することが多い
- After Effectsで複数のコンポジションを開きながらモーショングラフィックスを制作する
- 4K以上の長尺動画(10分超)を頻繁に編集する
- カラグレ(DaVinci Resolve)を本格的に使う
AEはRAMプレビュー(編集内容をメモリに展開してスムーズに再生する機能)を多用するため、メモリ消費量が特に大きいソフトです。32GBの環境でAEを使うと、RAMプレビューに割り当てられる容量が少なく、作業効率が著しく下がる場合があります。
128GBが必要なケース
8K/RAW素材の編集、複数の大型プロジェクトを並行して進める制作会社の環境、または複数ソフトを常時起動して作業するプロ向けです。一般的なフリーランスには64GBで十分なケースがほとんどです。