Budget — STARTER | ¥150,000

15万円前後で選ぶ動画編集PC
YouTubeを始める方の、初めの1台。

動画編集を始めたいけれど、何を買えば失敗しないのか分からない。
そんな方のために、当ラボが「15万円前後」という予算で、FHD編集を快適にこなせる1台の選び方をご紹介します。 オーバースペックでもアンダースペックでもない、ちょうどいい1台を一緒に見つけましょう。

この記事はこんな方に向けて書いています

  • これからYouTubeを始めたい、はじめての編集PCを探している方
  • 予算は15万円前後で、できれば散財したくない方
  • FHD(1080p)の動画を快適に編集できる1台が欲しい方
  • Premiere ProやAfter Effectsを学び始めたい方

結論:この予算帯のおすすめは、この3モデルです

15万円前後の予算で、当ラボが自信を持っておすすめできる動画編集PCは以下の3モデルです。いずれもFHD編集を快適にこなせる構成で、それぞれ少しずつ強みが異なります。

当ラボが、この予算帯で大切にしたこと

15万円前後という予算は、けっして余裕がある金額ではありません。だからこそ 「どこに予算を割き、どこを削るか」 の判断が重要です。当ラボでは、GPU・メモリ・SSD容量を最優先で確保しつつ、CPUと拡張性は控えめでも十分という考え方で3モデルを選定しました。

OUR PICK
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ドスパラ GALLERIA RM5C-R46

  • CPUCore i5-14400F
  • GPURTX 4060 8GB
  • RAM32GB DDR5
  • SSD1TB NVMe

参考価格 ¥148,500

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VALUE
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マウス NEXTGEAR JG-A5G60

  • CPURyzen 5 7500F
  • GPURTX 4060 8GB
  • RAM32GB DDR5
  • SSD1TB NVMe

参考価格 ¥139,800

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COMPACT
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Apple MacBook Air 13インチ (M3)

  • CPUApple M3チップ (8コア)
  • GPUMacはGPU統合型
  • RAM32GB
  • SSD1TB

参考価格 ¥164,800

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※価格は 2026年5月時点 の参考価格です。最新の価格は各販売店の公式サイトでご確認ください。

15万円前後でPCを選ぶ|当ラボの3つの判断軸

「なぜこの3モデルなのか」を、当ラボが大切にしている3つの判断軸からご説明します。スペックの数字だけを並べても、実際の編集作業がどう変わるかは伝わりません。あなたの作業がどう快適になるか、という視点で読み進めていただければと思います。

01

FHD編集なら、ベンチマークより「タイムラインの体感」

15万円前後の予算で目指すのは、FHD(1080p)の動画を快適に編集できる環境です。ベンチマークの数字を追いかけるよりも、カット編集時のタイムラインのスクラブがヌルヌル動くか、テロップやBGMを乗せた状態でリアルタイム再生できるかを基準にしましょう。

この予算帯のPCで、実際にFHD素材を載せてみると、3〜5分程度のYouTube動画ならストレスなく編集できる体感です。ただし、4Kの素材をそのままタイムラインに載せると、プレビューが止まる場面が出てきます。

02

CPUに振らず、GPU・VRAMに予算を寄せる

動画編集はCPUよりもGPUの依存度が高い作業です。特にエフェクトやカラグレ(カラーグレーディング。色味の調整作業のことです)で効きます。FHD編集の場合、VRAM 8GB が当ラボの推奨ライン。VRAMとは、グラフィックボード(GPU)専用のメモリで、編集処理のスピードに直結する重要な要素です。

この予算帯では「Core i7 + GTX」よりも「Core i5 + RTX 4060(VRAM 8GB)」を選ぶほうが、編集の体感は明らかに快適になります。CPUの世代やコア数に予算を割くより、まずGPUを確保しましょう。

03

過不足のなさ|ここから先は、まだ要りません

15万円前後のPC選びでは、「ここまでで十分、ここから先は今は不要」 という線引きが大事です。たとえばRTX 4070 Ti(VRAM 12GB)は、4K編集を本格的にやるなら強い味方ですが、FHDメインの方には完全にオーバースペックです。差額の数万円は、外付けSSDやモニターに回したほうが、ずっと編集体験が良くなります。

一方で、メモリ32GBとSSD 1TBは妥協してはいけないラインです。メモリ16GBではPremiere ProとChromeを同時に立ち上げただけで圧迫されますし、SSD 500GBは動画素材2〜3案件分でいっぱいになってしまいます。

おすすめ3モデルの詳細スペック比較

上記でご紹介した3モデルのスペックを一覧で比較します。それぞれの強み・弱みを把握するための参考としてご覧ください。

項目 OUR PICK VALUE COMPACT
モデル名 GALLERIA RM5C-R46 NEXTGEAR JG-A5G60 MacBook Air 13 (M3)
CPU Core i5-14400F Ryzen 5 7500F Apple M3チップ (8コア)
GPU / VRAM RTX 4060 / 8GB RTX 4060 / 8GB MacはGPU統合型
メモリ 32GB DDR5 32GB DDR5 32GB
SSD 1TB NVMe 1TB NVMe 1TB
形状 デスクトップ デスクトップ ノートPC
参考価格 ¥148,500 ¥139,800 ¥164,800
こんな方に バランス重視の方 コスパ重視の方 省スペースを求める方

15万円の中で「削ってよいもの」「削ってはいけないもの」

限られた予算でPCを選ぶときに最も大切なのは、優先順位です。当ラボが考える「削ってよいもの」と「削ってはいけないもの」を整理しました。BTO(注文を受けてから組み立てるPC販売形態)でカスタマイズする際の参考にしてください。

KEEP

この3つは妥協しないでください

  • VRAM 8GB以上のGPU(RTX 4060クラス):FHD編集での体感に直結します
  • メモリ32GB:16GBでは編集ソフトとブラウザの同時起動だけで苦しくなります
  • SSD 1TB以上:動画素材は想像以上に容量を食います。500GBではすぐ枯渇します

CUT

ここはひとまず削ってOKです

  • CPUの最上位グレード:Core i5やRyzen 5で十分。i7/Ryzen 7にする余裕があるなら次の項目へ
  • RTX 4070以上のGPU:FHD編集ではオーバースペック。差額は外付けSSDなど周辺機器へ
  • 大容量電源・水冷クーラー:この予算帯の構成では標準装備で十分です
  • 豪華なケース・LED装飾:見た目より、まず編集体験を優先しましょう

よくある質問

15万円前後のPC選びで、当ラボに寄せられることの多いご質問にお答えします。

ノートPCでも動画編集はできますか?

できますが、15万円前後の予算でデスクトップとノートを比較すると、同じ予算ならデスクトップのほうが2ランク上のスペックを選べます。持ち運びの必要性が高くなければ、デスクトップを推奨します。

「カフェや外出先でも編集したい」「省スペースで使いたい」といった理由でノートを選ぶ場合は、VRAM 8GB以上のGPU(モバイル版RTX 4060/4070等)を搭載したクリエイター向けノートが候補になります。

Macは選択肢に入りますか?

15万円前後の予算では、MacBook AirのM3モデルや、整備済み品のMac miniが候補になります。Final Cut ProやDaVinci Resolveを使う前提であれば、十分快適です。

ただし、After Effectsをガッツリ使う予定がある方や、Windows専用のプラグインを使いたい方、将来的にゲーム配信もしたい方はWindows機をおすすめします。OS選びは編集ソフトとの相性で判断するのがよいでしょう。

中古PCはアリですか?

当ラボでは、はじめての編集PCとしての中古購入は積極的にはおすすめしていません。理由は、PCの劣化具合や残り寿命を素人が判断するのが難しいこと、保証期間が短い・無いこと、そして動画編集はPCに高い負荷をかける作業のため、トラブル時のリカバリーが大変になりがちだからです。

どうしても予算を抑えたい場合は、BTOメーカーのアウトレットモデルや型落ち品をご検討ください。新品保証つきで、価格を抑えられる選択肢があります。

メモリは16GBではダメですか?

正直なところ、FHDのカット編集だけならメモリ16GBでも動かないわけではありません。ですが、Premiere Pro + Chrome(タブ複数)+ Photoshop あたりを同時に立ち上げると、すぐに足りなくなります。

動画編集の作業中はリファレンス動画を見たり、効果音を探したりと、ブラウザを開きっぱなしにする場面が多くあります。メモリ32GBは将来への投資として、ここは妥協しないことをおすすめします。

10万円以下で抑えたい場合はどうすればいいですか?

10万円以下となると、専用GPUを搭載したPCの選択肢は大きく狭まります。この場合は、「プロキシ編集」という手法でカバーすることを検討してください。プロキシ編集とは、元素材を軽量データに変換して編集する方法で、非力なPCでも快適に作業できる仕組みです。

ただし、プロキシ編集には変換時間というコストがかかります。動画編集を本格的に続ける気持ちがある方は、15万円前後の予算を確保したほうが、結果的に時間も労力も節約できることが多いです。

Next Step

4K編集にステップアップしたくなったら

15万円前後のPCで動画編集に慣れてきたら、次は4K案件や副業に挑戦したくなる方も多いはずです。当ラボでは予算25〜35万円の「SEMI-PRO」帯のおすすめPCもご紹介しています。 4Kリアルタイム再生やAfter Effectsの本格活用を目指す方は、こちらをご覧ください。

SEMI-PRO(25〜35万円)を見る

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公開日:2026年5月24日

最終更新日:2026年5月24日